好きな日本のミュージシャン
①キリンジ(KIRINJI)
なんで知ったか忘れたが今となっては生活の一部になっているくらい聞いてる。
そもそもキリンジの楽曲は「何気ない生活の一部をドラマティックに」描いた楽曲が多い気がする。一概には言えないが。
自分が日々過ごしている「何気ない生活」の記憶がキリンジの楽曲を脳に流し込むことによって美しく彩られる感覚がある。
かつての兄弟でのキリンジ、現在のグループでのKIRINJI。どちらも好きだ。
キリンジでは「愛のCoda」、KIRINJIでは「時間がない」が必聴だと個人的に思う。
(愛のCodaというタイトルを見ると大島渚監督の愛のコリーダをどうしても思い出す。愛のコリーダも好きです。)
出会えてよかったとしみじみ思うバンド。
②Cocco(ファンからの愛称は"あっちゃん")
敬愛している塚本晋也監督の「KOTOKO」という作品に主演、音楽担当をされていたことで俄然興味が湧いた頃にちょうどミュージックステーションに出演(現在あっちゃんはメディアにあまり出ないので運命的である)するとの情報を得て、実際に本人が「カウントダウン」を歌っている様子を見てみたら、すっかりど肝を抜かれた。なんて人だと。
(そもそもKOTOKOを見た時点で「なんて人だ」とは思っていたけど……。)
「才能」という言葉では片付けられない。畏怖さえ抱くエネルギーと、果てのない優しさに溢れている。
2017年12月号のSWITCHという雑誌を読んで「ああ、もう表で歌う姿は見れないだろうな」と思っていたら、ついこの間、ニューアルバムと、ツアーの情報が。
チケットも取れた。
12月に東京で"Coccoの歌声"が聞ける、姿が見れる。夢かもしれない。
最新曲「海辺に咲くばらのお話」が既にPVも配信されているが、衰えない歌声と美しい姿に動揺を隠せない。
コトリンゴさんが歌っていた「恋とマシンガン」がFLIPPER'S GUITARのカバーだと知り、原曲もコトリンゴさんのカバーも素晴らしかったので「他のカバーも聞いてみよう」という流れに。
そこで出会ったチャラン・ポ・ランタン。
恋とマシンガンのカバー自体は「めっちゃ可愛いし声も素敵だな」止まりだった。
しかし彼女らの2ndアルバム「女の46分」を聞いたが最後。
つい2日前の出会いとは思えないくらい脳内を楽曲が駆け回っている。
アルバム内の「好き同士」という曲が個人的に衝撃だった。誰かと愛し合っている自覚のある人間全員に聞いてほしい。(どういう立場?)
11月、12月に東京でツアーライブがあるらしく、チケットは明日からの販売とさっき知った。取れるかどうかは別として、運命的である。