作品に対するダイレクトな反応が多分初めてだった
先日、座・高円寺にて公演された集団NOPLANさんの「家族百景」に関わらせて頂きました。
場面がダダダっと変化するドタバタシーンがあったのですが、そこで背景が必要とのことで、
主宰・脚本・演出を担当されている藤丸亮さんとの「こうこうこういうシーンが欲しい、ここはギャップを生みたいのでこんな感じの絵で欲しい」などの打ち合わせ後にあの一連の絵を制作させて頂きました。
そして公演当日。
ギャグシーンなのに1人で涙ぐんでました。
なんといいますか、私は舞台に立つ人間ではないので、
「自分のクリエイトに対するお客さんのダイレクトな反応」って多分初めて経験したんです。
衝撃でした。楽しいですね。楽しいけど小心者の私には客席から観ていたにも関わらずキャパオーバーです。
また、そのドタバタシーンに加えて「猫のパラパラ漫画が欲しい。ラストで使います。」とのことで、原画を制作させて頂きました(映像編集はSPIN-OFFさんのご担当です)。
こちらです。
https://twitter.com/NOPLAN_NOPLAN/status/1148109581345685506
こちらも本当に一番最後に使って頂いていて最早「え?」って感じでした。
失礼を承知で申しますが、かなりラストの方になっても出てこなかったので「役不足で省かれたかな」と思っていました。ネガティブが過ぎない?
こんなネガティブ人間が描いた絵でしたが、「あたたかい気持ちになった」とのご感想をちらほらとお見かけしまして……本当に有難い限りです。
……という、とにかくいろいろ衝撃だった、貴重な経験をさせて頂いた、というお話です。
打ち合わせやメールのやり取りなどで大変お世話になりました藤丸さん、キャストさん、スタッフさん、ご覧くださった方々、ありがとうございました。